リモート設定

リモート通信に関する設定を行う。

●サーバー情報

1.ポート番号

クライアントからのデータを受信するために、サーバーのポート番号を指定する。

デフォルトポート番号は、「46000」番である。

他のサービスで利用されているポート番号と重複しない値を設定する必要がある。

 

2.リモートアカウント認証の利用

リモートアカウント認証を有効にする場合は、このスイッチを「オン」にする。また、有効にした場合は、リモートアクセス管理ページで、アカウントを登録する必要がある。

有効時は、サーバー起動時に鍵マークが表示される。

 

3.読み上げデータバッファ数

受信したデータを再生中に、他のデータを受信した場合は再生が終わるまで次の再生ができない。そのようなケースでは内部バッファーに受信データを保存して、再生終了後に次のデータを再生することができる。

最大で100件のデータを保存することができる。1件のデータサイズが大きい場合は、サイズ分リソースを消費することになるので、特にMobile端末などで稼働させる場合は、送信データのサイズに注意し適切な値を指定することを推奨する。

 

4.リモートアカウント管理パスワード

この機能を利用することで、リモートアカウント管理ページに遷移する際に、パスワード入力を求めることができる。

登録しているアカウント情報について、管理セキュリティを強化することができる。

 

5.受信モード

この設定項目は、Version 3.3.0で廃止。バックグラウンド状態での動作は、以前のバージョンと同様となる。

通常は、通常モード(バックグラウンド対応)を利用する。フォアグラウンド専用モードは将来的な拡張モードとなる。

通常モード:バックグランドに遷移してもネットワークサーバー及び再生稼働を継続することができる。サーバーが起動している間は多少リソースを占有する。CPUの占有率で平均「0.1% ~ 4%」程である。CPUの性能により変動する。高性能のCPU程、占有率は低くなる。

フォアグラウンド専用モード:受信待機中もリソースの占有は行わない。しかし、バックグラウンドに遷移すると、ネットワークは受信待機可能であるが、再生機能が稼働できない。現状はフォアグラウンドのみで機能する。また、受信後にサーバーの処理に占有できる時間が30秒という制限が発生し、処理中は他のデバイスからのデータを受信できない。

なお、UWPアプリのバックグラウンドとは、以下の状態を示す。

Desktop環境 アプリが最小化される。
アプリが他のアプリの背面になる。
仮想デスクトップを利用している場合に、アクティブなデスクトップ領域から外れる。
スクリーンセーバーなどロック画面になる。
スリープ状態になる。(この状態では、受信及び再生とも停止される)

スリープ復帰後は音声の再生が停止している状態になるため、画面を表示するなど一旦アクティブにする必要がある。

Mobile環境 アプリが他のアプリの背面になる。
スタンバイ状態で画面表示がオフになる。(この状態では、受信しても音声が再生されない)

 

 

●Bluetooth RFCOMM(リモート操作)

この機能は、Haruzira version 2.3.0以降で利用できる。

Haruziraに接続を行うBluetoothデバイスは、プログラムや電子回路を自由に作成し通信を行うことができる。
1.Bluetoothの利用

この機能を利用することで、外部のBluetoothデバイスから音声認識の開始、ユーザーコマンドの送信を制御できる。有効時は、サーバー起動時にBluetoothマークが表示される。

また、Bluetoothによるリモート操作のロック制御を行うこともできる。

ロックを行うことで、Bluetoothデバイスからのリモート操作を禁止しセキュリティを向上させる。Bluetoothデバイスから一時的に離れる場合などに有効な機能となる。

ロックの解除は、Haruziraのリモート読み上げ画面で行う。

 

2.音声認識開始メッセージ

音声認識開始コマンドを受信時に再生されるガイドメッセージを入力する。メッセージ欄が空白の場合は、デフォルトのメッセージが再生される。

 

3.ロック状態時のアラートメッセージ

リモート操作がロックされている状態で、音声認識開始コマンドやユーザーコマンドを受信した場合に再生されるガイドメッセージを入力する。メッセージ欄が空白の場合は、デフォルトのメッセージが再生される。

 

4.音声認識開始コマンド名

音声認識開始を制御するコマンド名称を入力する。コマンド名が空白の場合は、デフォルトのコマンド名が適用される。外部のBluetoothデバイスが送信するコマンド名は、このコマンド名に一致させる必要がある。

コマンド名には日本語も利用できる。

 

5.ロックコマンド名

外部のBluetoothデバイスからのリモート操作をロック制御するコマンド名称を入力する。コマンド名が空白の場合は、デフォルトのコマンド名が適用される。外部のBluetoothデバイスが送信するコマンド名は、このコマンド名に一致させる必要がある。

コマンド名には日本語も利用できる。

 

6.注意点

Bluetoothによる音声認識の制御は、Windows 10 desktopとWindows 10 mobile環境では動作が異なるため注意が必要である。

Windows 10 desktop環境では、バックグランド状態に遷移すると音声認識機能は起動するが音声入力(マイク入力)が利用できなくなる。そのためフォアグランドのみで制御可能となる。なお、ユーザーコマンド送信はバックグラウンド状態でも制御できる。

Windows 10mobile環境では、バックグラウンド状態に遷移しても音声入力は問題なく利用できる。

この動作の違いは、OSのセキュリティ仕様と思われる。Windows 10 mobile環境(スマートフォン)は、通話を前提としている仕様であるため、バックグラウンド状態でも音声入力(マイク入力)が利用できると考えられる。