アカウント認証及び暗号化通信を利用することで、クライアントとの安全なネットワーク通信を実現できる。「ヒント」ボタンで簡易説明が表示できる。
1.アカウント名
アカウント認証に利用する、クライアントが用いる任意のアカウント名称を入力する。利用しない場合は、何も入力しない。
2.パスワード
アカウント認証に利用する、パスワードを入力する。アカウント認証を行う場合は、入力必須項目である。
3.暗号化キー
暗号化通信に利用する、暗号化キー文字列を入力する。利用しない場合は、何も入力しない。
利用できる文字は、Ascii文字(半角アルファベット及び数字、記号)のみである。また、入力可能な文字数は16文字以内である。
4.暗号化アルゴリズム
暗号化を行うアルゴリズムを選択する。現在は、「AES-CbcPkcs7」のみ利用できる。
5.IPアドレス
接続先のIPアドレスに応じて、通信の利用制限を行いたい場合に指定する。
指定方法の例
・0.0.0.0 -> 全てのIPアドレスが接続可能となる。(未入力の場合は、この値が適用される)
・192.168.1.0 -> 192.168.1.1~192.168.1.255のIPアドレスが接続可能となる。
・192.168.1.2 -> 192.168.1.2のIPアドレスのみ接続可能となる。
・myhost -> このホスト名のみ接続可能となる。
・myhost.symmetry-soft.com -> このドメインのホスト名のみ接続可能となる。
6.データのバックアップ
リモートアカウントに登録済みの全データをファイルにバックアップする。ファイルは、JSONフォーマットで保存される。
バックアップを行ったファイルを直接編集する場合は、JSON形式のフォーマットを壊さないように注意する。
7.データの復元
リモートアカウントのフォーマットで作成された、JSONフォーマットファイルを読み込むことができる。
なお、データの復元を行う場合は、既存の登録データは全て上書きされるので注意する。既存のデータが必要な場合は、事前にデータのバックアップを行っておくこと。